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生地史子

石川県にて、山中温泉に伝わる挽物ろくろで木の器を作っています。
ひとつひとつ丁寧に挽いた器は、漆で仕上げたものと、木の色味を楽しめるクリア塗装のものがあります。仕上げ方によって雰囲気は少しずつ違ってきますが、シンプルなかたちと、木目が見えるような仕上げによって、他の器との組み合わせも幅広く楽しんでいただけるのではないかと思っています。

日々の暮らしのなかで木の優しさや温かみを感じられるよう、普段使いの器を中心に製作しています。木の役割と人の暮らしを想像しながら作るシンプルな器たちが、日々の様々な場面でお役に立てたら嬉しいです。
新しいものを製作する時には素材の特徴を生かした役割を考えることを大事に考えており、最近では異なる素材との組み合わせによる作品づくりも行なっています。今回のイベントでもその取り組みについて少しでも紹介できるよう、準備を進めていきます。多くのお客様とお会いできるのを楽しみにしています。よろしくお願いいたします。