海辺のガラス工房

 

ワタリグラススタジオは、越前海岸の高台に建つガラス工房です。 吹きガラスを中心に、いくつかの技法を組み合わせ、手作りのガラスの持つ可能性を探りつつ、制作をしています。明るくまぶしい、あるいはどんよりと暗い海や空、日々伸びていく木や草など、毎日見る風景に助けられて、作品を作っています。熱いガラスを扱うというのは、力を加えて形を変えていくというよりは、ガラスの動きを見ながら誘導するような作業です。素材をよく知り、素材自体と呼吸を合わせて、一緒に形作っていく仕事というのが、工芸に対する私達のイメージです。ものづくりという作業をしながら自然の中で生きるということ、効率化、デジタル化が進む中で、失ってはいけない大事なことを、日々模索しています。