主催:クラフトフェス実行委員会 / 共催:越前市

BESPOKE 伝統工藝|越前和紙 伝統工芸士 長田和也 Kazuya Osada [株式会社 長田製紙所]

越前和紙

 

 

世界を魅了し続ける、1500年の伝統と技術の集積 越前和紙

 

1500年以上の歴史を持つ越前和紙。越前で漉かれた最古の紙として、正倉院に残された730年(天平2年)の戸籍には、すでに越前和紙らしきものの記録が残されており、雁皮(がんぴ)を用いた溜め漉き(一度だけ原料の入った水を汲み込み、簀桁を揺らして水を抜く紙漉きの手法)で質が高いという評価まで示されている。

 

 

室町時代には公家や武家の公用紙である「越前奉書(えちぜんほうしょ)」を生み出し、明治時代以降は紙幣や証券も製造されるなど、その品質は古くから高い評価を受けてきた。また、越前和紙は芸術分野でも注目されており、横山大観や平山郁夫などが愛用。あのピカソからも注文が来たといわれている。国内はもとより、海外のアーティストも愛用する越前和紙。その魅力は一体何なのだろうか。

 

 

それは、この産地の職人たちみんながそれぞれ切磋琢磨して時代に即した紙を作り続け、長く続く伝統の中で、先人たちの柔軟性と対応力がいまでも脈々と受け継がれ、使い手のために時間と手間を惜しまないものづくりの精神が、現代の職人にも継承されているからである。

 

 

 

 

創作活動から生まれる発見を紙の未来に繋げる長田和也

 
そのような産地としての歴史と伝統を担い、(株)長田製紙所(おさだせいししょ)は、「時代とともに進化し続ける 和紙の暮らし」を追求している。八太夫の屋号を持つ長田家としては13代前まで遡ることができ、製紙業としては1909年(明治42年)、襖紙製造から始まった。現在は4代目 長田和也を中心に、襖紙や照明用和紙、タペストリー、和紙小物など幅広い和紙製品を手掛けている。

 

 

伝統工芸士 長田和也は、手漉き模様を中心とした、襖紙のデザイン・製造のほか、各種美術工芸紙の開発にも抜かりがない。近年では、先々代より伝わる「飛龍 HIRYU」(絵柄を漉き込む技法)を用い、タペストリー・和紙ランプシェード「すきあかり」といった使い手の要望に合わせた製品作りから、多岐にわたるアート作品の制作まで手がけている。

 

 

その創作意欲の源は、1987年、和紙組合事業の手伝いで米国に1ヶ月間滞在したときに、NYソーホー地区などで刺激を受け、帰国後、現代美術今立紙展の出品をきっかけに本業のかたわら創作活動を続けて来た。創作活動から日々生まれる発見と感動が、製品作りにも繋がっている。

 

 

また、創作活動から生まれたアイデアを現代建築に取り入れたインテリア和紙の制作にも取り組んでいる。先々代が培った襖紙の漉き模様「飛龍 HIRYU」の技法を応用し、大型のデザイン和紙を制作。これまでに、日本橋高島屋エントランスや、フランス「GUERLAIN」のショーウインドー、大阪インターコンチネンタルホテルエントランス、成田空港など、様々なデザインのインテリア和紙を納めてきた。

 

 

 

天然紙を漉くことで、自身の「ものづくり」の精神と正面から向き合う

 

 

またライフワークとし天然紙の制作も手掛けている。長田和也は言う。「天然紙は一年に一度だけの制作で、完全無添加で原料を仕上げ、昔ながらのやり方で行うのでかなりの手間と時間を要します。でも実際に携わっていると、昔の方が今よりも効率的だったり、美しく仕上がったり、驚きや発見、課題が見えてきて、さらなる研究意欲がわいてきます。そして、技術の積み重ねが今につながっていることを実感するんです。また、紙としての原点回帰をしてみたかったのです。紙がいちばんなりたい形にしたかったのです。

 

 

 

 

 

 

BESPOKE

伝統工芸士 長田和也とあつらえる一つだけのタペストリー

 

 

長田和也が創るものを見ていると、越前和紙の可能性は今まで以上に広がり、さらなる進化と成長を遂げていくに違いないと感じる。先人たちの柔軟性と対応力が受け継がれ、時間と手間を惜しまないものづくりの精神が人一倍強い。そんな彼と世界に一つだけの越前和紙タペストリー作りをお愉しみください。

 

 

 

伝統工芸士 : 長田 和也 Kazuya Osada [株式会社 長田製紙所]

 

製 品 : 越前和紙タペストリー

 

特 徴 : バー付きオリジナル和紙タペストリー。装飾的なものからシンプルなものま

で、今まで制作してきた作品をベースにご提案させていただきます。デザイン、色味、和紙の中に入れ込むもの等ご相談ください。

 

価 格 : 100,000円〜

 

製作可能サイズ : サイズ(最大2m×3m)

 

材 質 : 和紙

 

納 期 : 1ヶ月〜3ヶ月

 

 

 

ORDER FLOW

 

1.ご予約
オーダーフォームからご依頼の予約を承ります。

2.デザインのお打ち合わせ
ご予約を受付後、メールにてデザイン・素材・仕様についてのお打ち合わせをさせていただきます。

3.ご成約
伝統工芸士から内容、製作代についてのご連絡について、ご了承いただけましたら、ご注文の確定となります。 ご注文の確定時点で、製作代を頂戴しております。決済方法は、銀行振込をお願いしております。

4.製作過程のご確認
製作過程の一部の写真をお送りします。

5.完成した製品のお渡し
工房、もしくは宅配便にて、完成した製品のお渡しとなります。