主催:クラフトフェス実行委員会 / 共催:越前市
Kogei Mirai Sustainable Experience Films
2020.08.15

越前を旅して思う「エッセンシャルな生き方」

「梅干しつくるの〜」

edain[エデン]の二人に会ったのは昨年。梅干し用の梅を採りに、東京から遠く離れた越前まで旅をしてきた。そんな彼女たちに、せっかくなのでと「工藝やものづくりの現場、蔵付き麹で発酵させているお味噌屋さんをまわったりした。
泊まるとこはどうする?と聞いたら、意外なことに彼女たちの希望は農家民泊みたいな所がいいと。尊敬する先輩が営んでいる古民家に泊まり、カエルの大合唱を聴きながら蛍をみてまわった。

あれから一年、こんなパンデミックになるなんて誰が想像しただろう?でも、彼女たちはこの状況に、「スピードの奴隷になっていた人間の生き方に、立ち止まって俯瞰して見てみようよ」というメッセージを感じたらしい。そこで辿り着いた「エッセンシャル思考」。その思考をもとに、昨年旅した越前のものづくりの尊さを改めて探求してみたくなったみたいだ。

越前に来て、工藝に再び触れてみると、「その一つ一つが本当にエッセンシャルで愛に満ち溢れていて、今日ここに来て、ほんと地球に生まれて良かった〜ってそう思わさせてくれた」と彼女たちは言う。

そして、出会った職人さんたちに共通して感じたのは、「丁寧に時間をかけてつくる事で、その過程に答えがあり、気づきがあるってことを教えていただいた。時間をかけて培っていくプロセスに豊かさが詰まっていて、職人さんを見てほんと羨ましくなっちゃった」、「こんなにも尊いものづくりをしている職人さん達と、素晴らしい工藝を次世代に繋ぐ架け橋に私たちもなれたらって凄く思った」と語った。

edainとして彼女たちは、「自分の生き方に違和感だったり疑問があるけど、環境を変えるのに恐れてる人もたくさんいる。けれど、スピードの奴隷にならなくていいし、自分のエッセンシャル思考を磨いていって削ぎ落として、身も心も喜ぶ生き方をする人が一人でも多くなる世の中にしたい」と動いている。

彼女たちと話して再認識したが、素晴らしい職人さんたちは、自分の事だけじゃなく、次の世代のため、産地のために何が出来るかと動いている。だからこそ千年以上もの伝統工藝が残っているんだと思う。そして、彼女たちもまた、より良い生き方を模索している人たちの為に何かを伝えようと動いている。

愛に満ち溢れた素晴らしい人たちがいるからこそ、より良い未来に繋がるんだなって強く感じたedainとの時間だった。


edain[エデン] 田上 彩 Aya Taue × 森星 Hikari Mori
発酵人 / 田上彩とモデル / 森星を中心にフードトラックを通して、身体を癒す食を発信するプロジェクト。
「Farm to Table・Sustainable ・Made in Japan」をコンセプトに、日本文化や職人さんの想いを繋げていく。
次世代の”エデンの園”を共に創り出し、身も心も喜ぶ生き方を。